親子防災ふれあいキャンプ
全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会の補助金事業として、神奈川県立茅ケ崎支援学校で災害時想定車中泊体験会「親子防災ふれあいキャンプ」が行われ、茅ケ崎支援学校・三ツ境支援学校・鎌倉支援学校から、たくさんの生徒さんとご家族のみなさんが参加されました。
トヨタモビリティ神奈川、(株)太平電機、(株)イワサワなど企業参加もあって、防災のためのアウトドア活動、電源供給としての車について、バッテリーやソーラー発電などの新しい情報も得られるように工夫されていました。病気や障害のある方とその家族が考えたい防災についての簡単な講演会や、(株)フードケアの協力で普段使いとしても優れている防災食の試食会も行われました。
それぞれが準備した防災用食材を中心にアウトドア・ディナーを楽しんだあとは、茅ケ崎支援学校在校生&卒業生で結成した「ともいきかかり ゆうとりんズ with Haruka」によるバンド演奏のお楽しみ時間などもあり、それぞれがみんなで楽しめる企画になっていました。
そして夜が更けてくると、みんな万全の準備で臨んだ車中泊へと向かいました。それぞれの車中泊の様子を詳しく取材させてもらえばよかった・・・とあとから思いましたが、雨も降って来た事もあって各々の工夫があったのだと思います。(写真↓は取材者の車中泊車内)
夜中は静かに雨が降っていましたが、朝になると学校の上に大きな虹がかかり、神さまからご褒美をいただいた気分でした。
防災と言うと、なんだか大変で辛い時を想像しながら準備する必要に迫られる気もしますが、みんなで参加するイベントとして捉えて行くと楽しい気分にもなってきます。いざやってみると足りない事も見えてきます。みなさんも周りの方々と一緒に、楽しい防災・減災に取り組んでみてはいかがでしょうか。