2018/06/10 その他

いかがでしたか？「リハケアフェスタ2018」

6/8（金）−6/9（土）は、こども医療センター体育館で「リハケアフェスタ2018」を行い、2日間で概算500名程度のみなさんにご来場いただきました。

30社の企業さんなどに協力いただき、たくさんのバギーや最新の介護用品、福祉機器を展示して、実際に乗ったり試したり楽しんでもらいました。子どもたちは初めて触れる機器であっても、知らないうちに使い方を学んで、できる事がどんどん増えていきます。障害の重い方でも、ほんの短時間にいろいろ変化が見られる様子を目の当たりにして、改めて驚く場面もたびたびでした。

訪問入浴の実演も行われ、実際の介護現場でどのような気遣いのもとで入浴介護が行われているのか？がよく分かりました。大変な介護ではありますが、介護者さんが楽しく行う事も大切ですね。実演以外の時間には、高濃度炭酸水を使った足湯が大好評！みんなおふろが大好きなんですね。（笑）

介助犬協会さんが連れてきてくれた3頭のわんちゃんは、常に子どもたちとそのご家族に囲まれて大忙し・・・だけど、みんなになでられて気持ちよさそうに寝ている場面もありましたね。初日にはシャイン・オブ・キッズによるファシリティードッグのブースで、ベイリーとアニーのぬいぐるみも特価販売されました。

福祉施設の方々によって販売されたクッキーやパンはとてもおいしくて大好評でした。両日とも山ほど持って来た商品はほとんど完売の大人気でした。

そしてもうひとつのお楽しみハンドケア（アロママッサージ）とネイルケアも、常に記帳して待つ方がいるほどの大好評となりました。普段、こうしたサービスをあまり受けられない子どもたちやご家族にも楽しんでもらえたのではないでしょうか？実はスタッフも、それぞれの癒しにうっとり気持ちのよい時間を過ごさせてもらいました。(^_^ゞ

出展者どうしがお互いのブースを見学して楽しんだり、病院スタッフが日頃体験できない福祉機器を体験する場にもなった気がします。

横浜市リハビリテーションセンターやこども医療センターのスタッフはもちろん、ボランティア参加してくれた方など、たくさんの方に支えられて無事に開催することができました。ありがとうございました。

期間中に、いつもお世話になっている戸塚泉栄工業会の方や、南区中里で防災活動をしているグループの方が「要支援者の勉強のために」と言って来場してくださり、本当にうれしく感じました。いつも地域と繋がっていけるこども医療センターでありたいと願います。

福祉機器や介護用品は、特別な方々のためにあると思われがちですが、実はすべての人の生活を豊かにするヒントがたくさん隠されています。使うことによって、できなかった事ができるようになる・・・そんな夢がいっぱい詰まっている素敵なものではないでしょうか？