2020/12/28 お知らせ
かながわ移行期医療支援センター
神奈川県子ども家庭課による事業「かながわ移行期医療支援センター」が動き始めています。
この事業では、成人医療における難病支援事業を手掛けている箱根病院を中心として活動が進められています。成人医療側から小児期発症慢性疾患患者さんのために考えて活動して行こうと言う姿勢には、本当に勇気づけられます。
神奈川県立こども医療センターにも2019年に成人移行期支援センターが設置されて、2019年11月からは移行期支援外来「みらい支援外来」が開設されました。小児医療と成人医療が協力して、小児期発症慢性疾患患者さんが生涯を通じて、適切な医療を受けていただけるように活動して行きたいと思っています。
「かながわ移行期医療支援センター」では、電話相談はもちろんホームページ上から移行期医療を提供してくれる医療機関を探すための「移行期医療提供機関検索ツール」も公開されています。正直なところ、まだ十分な情報が得られるツールではありませんが、この先に経験を積み重ねながら育てて行ってもらえることを期待しています。