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緊急時対応マニュアル

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緊急時対応マニュアル

まずは落ち着いてください。
緊急時は誰もが慌てるものですが、冷静にお子さまの症状を
把握して、素早く行動してください。

まずは落ち着いてください。
緊急時は誰もが慌てるものですが、冷静にお子さまの症状を把握して、素早く行動してください。

ご自宅で生活する場合、病院と違い緊急時の対応に慌ててしまう恐れがあります。そんな万一にそなえた3つのポイントをご確認ください。

顔色が悪い、呼吸がおかしい、けいれんがあるなど急を要する場合には、救急車を呼んでください。
(下記119番のかけ方参照)

何かしらの症状が出たとき

熱がある、分泌物が多いなど、いつもと違う状態のときには、かかりつけ医に連絡しましょう。
夜間や休日の受診先や受診のしかたもあらかじめ確認しておくといいでしょう。

Check!

緊急時に入院できる医療機関を、近隣にひとつは持っておきましょう。
かかりつけ医療機関の病床がいっぱいで入院できない時や災害時などに支援してもらえます。

救急蘇生法

お子さんの顔色が悪く意識がないと思ったら、肩や足先を軽く叩いて強く呼びかけます。
反応がなければ心肺停止かも知れません。

救急蘇生法1

両側乳頭を結ぶ線の真ん中を強く(胸の厚み1/3が凹むくらい)、速く(100回/分のペース)30回押す。

救急蘇生法2

お子さんの頭を少し後ろにそらせ、気道を確保します。

救急蘇生法3

口と鼻を自身の口でふさぎ(大きなお子さんは鼻をつまむ)、1秒かけて胸が上がるくらいの息を2回吹き込む。
(気管切開の場合には換気バッグを使って呼吸させる。)

救急蘇生法4

ここまでやってから119番で救急車を呼ぶ。救急車が来るまで【1】から【3】を繰り返します。

119番のかけ方

119番に電話すると、はじめに「119番消防です。火事ですか?、救急ですか?」と聞かれるので 「救急です!」と答えます。その後はオペレーターの質問にゆっくり落ち着いて答えてから指示に従ってください。

*日頃からお子さんの医療ケアの状況を説明できるようにまとめておくと便利です。(在宅医療機器の機種名や設定、気管切開チューブなど医療材料のサイズ、医療機器業者の連絡先、処方内容など)

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